どうした急に。
そんな事を言われるかもしれないが、僕はウマ娘が大好きだ。
と、書くとどこかの企業の広告を思い返す人が多いと思うのだが、彼の所謂「怪文書」と言われる長文にはそれこそ好きが詰まっていたし、今でもたまに読み返してはほっこりするくらい共感してしまう。
僕は元々、馬という動物が好きだった。
競馬が好き、ではなく、馬が好きだったのだ。
そのルーツを思い返すと、幼い頃に連れて行ってもらった動物たちと触れ合いが出来る動物園だったと思う。
そこでは確か、モルモットやウサギ、色んな犬種の犬達等、様々な種類の動物達と触れ合える動物園だった。
そこで僕は、一頭の馬と出会う。
今はもうその子の名前すら覚えていないのだが、かなりの長い時間その子をじっと見つめていた記憶がある。
当時何がそこまで自分を魅了したのかはわからないが、幼い僕は馬という動物に物凄く惹かれたのだ。
何か特別な事があった訳ではない。
それでも何故か好きになった。
僕の馬好きは、多分そこがスタート。
だから、競馬を知っていた訳では無いし、知っている名前といえば、オグリキャップとか、ディープインパクトとか競馬を知らない人でも知っている名前くらいだった。
そんな僕を競馬という世界に引き込んだのが「ウマ娘」というコンテンツだった。
そもそも競馬には「ギャンブル」というイメージもあり、むしろ意識的に避けてきた節もあった。
それが、ウマ娘のシナリオを読んで、「え?これ史実なの??完全フィクションじゃなくて???」(正確に言えば史実を元にしたフィクション)と衝撃を受けた事から、競走馬のその馬生に興味を持ち始めた。
二度の大記録を阻止してヒールと呼ばれたライスシャワーであったり…。
悲劇的な終わりを迎えてしまったサイレンススズカであったり…。
GⅠを勝てずとも、善戦ホースとして広く愛されたナイスネイチャであったり…。
こんなにも魅力的な馬達の事を避けてきたのは今となっては勿体無かったなとも思うくらいだ。
何事も観てみたり、やってみないとわからないものだよなと再認識したのだ。
…という事で、これから少しずつウマ娘の事もこのブログで触れていこうと思う。